オーストラリアでの先生の労働状況について [学校教育(オーストラリア)]

オーストラリアの学校も日本と同じように
常勤・非常勤の先生がいます。

年度が変わるこの時期になると
来年、働き方をどうしたいかというのが
先生の間でもよく話題に上がります。

特に女性の先生は、出産・育児などがあり、
男性よりも働き方には敏感です。
(これはどこの国でも同じですね。)

女性の先生方によると、
雇用主としては、常勤で働ける人を探しているとか。
…まぁそうですね。

非常勤の先生方を見ていると、週3日勤務が多いです。
管理職側からすると
この週3日勤務が時間割作成にかなり困るとのこと。
だからあまり非常勤は採用したくないと
管理職は本音では思っているそうです。

こちらの時間割は、日本の時間割と少し異なります。
義務教育はクラス制で各クラスに時間割があるので
日本と変わらないです。
が、義務教育後(高2・3)は、大学への準備期間となるため
生徒各自で、自分の大学進学に合わせた科目を履修しなければなりません。
時間割は、全ての生徒の希望になるべく近い形で
作り上げなければならないのです。

そうなると、先生方に柔軟に対応してもらうしかなくなるのです。
しかし、非常勤の先生は、出勤日数が限られるため
生徒の希望に上手く合わせられないということもあります。
今年は、私の上司がその合わせられないパターンにはまり、
出勤していない時間に授業が一コマだけありました。[がく~(落胆した顔)]
生徒にとっては申し訳ない時間です。
対策として、私がその時間に対応することにしました。

どこの国でも雇用問題は
存在しているのだなと痛感した瞬間でした。[ふらふら]
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