オーストラリアの医療制度 [日常生活]

こちらで病院にかかる際、日本とは少し方法が異なります。
日本ですと、風邪をひけば内科、骨折したら外科などを専門の病院へ
行きますが、オーストラリアではどんな場合でもまず、一般開業医(GP)を
受診しなければなりません。

そして、受診後、それ以上の治療や受診が必要なのであれば
専門医へ紹介状をかいてもらうということになります。

外国で病気をすると、日本にいる以上に不安になることがあります。
受診する際に、上手く英語で自分の症状を言えるかなど…。

そんな不安な状況なのに、GPの面倒くささが一層その不安を掻き立てることにも
なることも日本人にはあるようです。

ある日本人の知人が、GPで受診した際、
専門医を紹介されました。
実際にその専門医に受診すると、
専門医は「これは自分の専門ではない」と言い出し
結局は、また別の専門医に受診してもらう羽目になったそうです。
その場合ですが、また別のGPを一度受診してから
別の専門医への紹介状を書いてもらわないといけないという
事態になったそうです。

薬の処方に関しても少し違うようです。
フィリピン人の友人によると、オーストラリアの病院は抗生物質の入った薬を忌避する
傾向にあるようです。
仕事で出張の多い友人は、どうしても風邪を早く治したいので
抗生物質の薬を処方してくれとGPに頼みましたが、抗生物質は身体に悪いということで
処方箋を書いてくれなかったそうです。
フィリピン人に言わせれば、処方箋すら面倒だとのこと。
フィリピンでは、処方箋なしでも薬局で薬を買えるとのこと。
まぁそれはそれで別の危険があるような気もするのですが…。(^^;)

どこにいても、疲れやストレスから病気をすることは避けられません。
でも国によって医療制度は異なりますので、
病気になる前にしっかり制度を調べておきたいですね。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

昨今の留学事情語学学校事情 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。