英語話者にとって『ふ』の発音は難しい? [日本語教育(オーストラリア)]

外国語を勉強する時、
どんな言語でも『発音』は難しいですよね。[もうやだ~(悲しい顔)]

日本語学習者にとっても
日本語の発音は難しいようです。

特に英語話者にとっては
『ふ』という音の発音がかなり難関のようです。

『ふ』をどうやって発音しているか
鏡を見てみてください。
口をすぼめて、そのすぼめた口から息を出している音です。
これは英語にはない発音の仕方なんですよね。

『ふ』はローマ字では『fu』と表記されます。
これを見た学習者は、英語の「f」の音を出そうします。
つまり、下唇を上の歯で少し噛んで、歯の隙間から息を出す音です。
この方法では、日本語の「ふ」とは全く音が異なります。
でもローマ字表記では、「f」だしなぁと
英語話者は考えるようです。

発音を教える時に、「家で練習する時には必ず鏡をみて、口の動きを意識して」
と伝えます。
教師が発音した音を、何となくまねているだけでは進歩がないのです。
自分で鏡を見て、言われた通りの口の動きをしてみること。
これが大事だと思います。
始めは意識してでも、言われた口の形をしてみる。
とてもぎこちないのですが、やっている内にしっくりくるものを見つけられると思います。

私自身も英語の発音がよろしくないので、
よく鏡を見て発音矯正をしております。
そこで気づいた[ひらめき]のですが、日本語を話す時は、
総じてあまり口を大きく開けることがないのです。
でも英語は、口を大きく縦横に動かす音が多いと思います。
ということで、かなり荒い言い方をすると、
英語を話す時は、口を大きく動かす、
日本語を話す時は、口の動きは控えめに
なのです。

発音を習得するには時間を要しますが、
毎日鏡を見ながら練習するのが一番[位置情報]
思います。
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