授業にノートパソコンは必要? [学校教育(オーストラリア)]

驚きの事実ですが、オーストラリアの一部の中学校や高校では、
生徒・先生に一人一台ノートパソコンを貸し出しています。

授業はノートパソコンを利用しながら進めていきます。
日本の大学でならありそうですが、
日本の中学・高校ではそんなこと考えられないですよね。

日本人の私から見ると、
ノートパソコンの利用は問題が多いように感じます。

最初に目についたのは、
授業中にFacebookやSkypeをして
隣の教室にいる友達と交流していることです。
もしくはオンラインゲームに集中して
先生の話を全く聞かないかです。

次に気になったのは、宿題や課題についてです。
生徒は、宿題・課題はオンラインで提出します。
つまり添付ファイルをつけて先生にメールで送るということです。
先生はオンラインで誰が提出したかということを
チェックできます。
未提出の生徒に早く提出するよう促した際に、
生徒は「インターネットの調子が悪くて…」とか
「私は添付ファイルつけて送ったのに、先生が見てないだけじゃないの?」と
言ってきます。
ネットワーク状況を上手く言い訳に利用して
生徒は、課題を出さずにすむようと策を練っています。
(そんな時間があるならさっさと課題をやればいいのに…。)

また授業中に課題をやらせようとすると
急にバッテリーがないなどの言い訳をして
課題をやろうとしない生徒もいます。
(さっきまでオンラインゲームやってたのにね。)
というわけで日本人から見ると
中学校・高校でのノートパソコン導入は
本当に良かったのか?と考えてしまいます。

先生方にとっては生徒の課題を管理しやすいとか
情報を共有できると言う利点はあるようです。

若い世代には、今後生きていくために
パソコンは必須ではありますが
パソコンに触れるタイミング、使い方は
大人たちが、慎重に判断すべきではと感じております。
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